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【保育園・幼稚園の先生の保護者対応】「先生はどう思ってる?」私が大切にしてきた4つのこと

せんせいママの話
お母さん
お母さん

「先生に相談していいのかな」
「こんなこと聞いたら、変な親だと思われないかな」

保育園や幼稚園の先生って、毎日顔を合わせるのに、なんとなく遠慮してしまう存在だったりしませんか?

私は保育園で11年、幼稚園で3年働いてきました。子どもを取り巻く環境としてとても大切なのはやはり、ご家庭との連携だと思っています。

その根底に必ずなければならないのは、保護者との信頼関係です。

今日は「保育者側は、実はこんなことを考えて保護者と向き合っています」という裏側を、(私の感覚にはなってしまいますが)4つに分けてお見せしたいと思います。

ひこまろママ
ひこまろママ

たくさん相談して欲しいと思っていますよ。この記事を読み終わる頃に、先生への遠慮が少しだけ軽くなっていたら嬉しいです。

この記事を書いた人
ひこまろママ

保育士11年→幼稚園の先生3年=保育歴14年。3きょうだい(小1・年中・0歳)の母です。パルシステム・コープ愛用中。育児がグッと楽になった「頼れるもの」を実体験で紹介します。

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1. 保育者に必要なのは「専門知識」

私が新米保育士のとき、園長先生に言われた言葉があります。

「その年齢の子どもを見るごとに、発達について学び、1冊のノートを作りなさい」

子育て経験もない、保育士経験もまだ浅い新人が、保護者に信頼してもらうためのベースは、まず専門知識だと。

「気持ちだけで寄り添う」だけでなく、「頼りどころになる」ためにしっかり知識をつける

受け持つ子のことを理解できるようにするためには「年齢に見合った発達を知る」これはどんなに若い保育者でも心掛けるべき意識です。

それと合わせて「相手の気持ち、立場になって考えてみる」という否定しない気持ちも大切。これは子育て経験がなくてもできること。

保育園でも幼稚園でも基本的な意識として研修なども多く取り入れられている内容ですがどうしても個人の感覚も強く出てしまうところもあります。

保育園の玄関で、赤ちゃんを抱いたお母さんと笑顔で話す保育士のイラスト

「この先生に相談したけど、ちょっとまだモヤモヤするな」ということも現実ある話だと思います。そう言ったときは遠慮せずにいろいろな先生にも同じ相談をしてみてください。

「担任」としての見え方と「1歩引い見ている保育者」の見え方は案外違ったりもするもの。

相談の内容やその子の姿を園全体で受け止めて、「その子にとっての最善」を一緒に考える。それが園というチームです。だから、安心して何度でも相談してみてくださいね。

2. 子どもの成長は「心から嬉しい」

ある時、私が0歳児クラスから受け持っていた子が2歳児で転園することになり、そこで保護者の方から手紙をもらいました。そこにはこう書いてあったんです。

保護者
保護者

ひこまろ先生が、我が子の寝返りの瞬間を自分のことのように喜んで教えてくれたことが、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

2年経っても覚えていてくれたことに、驚きましたし、私自身もとても嬉しかったです。

保育者も幼稚園教諭も、「担任」として受け持つ子って本当に、、可愛いんです。(笑)

毎日、子どもたちの成長を間近で感じられるという特別な存在でいられることは私たちにとっても本当に嬉しいことですし、「この子たちのために」と気持ちも入っています。

寝返りした赤ちゃんと、両手を挙げて喜ぶ保育士のイラスト

私も母なので「自分の子の成長を一緒に感じてくれる人」の存在って本当にありがたいなと思いますが、保育者の立場になれば「一緒に成長を見守らせてもらえて感謝」と思っています。

なのでどんな些細なことでも、お家での様子や成長をぜひ保育者に話してみてくださいね。どの先生も「教えてもらえて嬉しい」と思っているはずです。

3. 発達の心配は「いろいろな人の目で」

ここは、私の失敗談を正直に書きます。

働き始めて6年目のこと。0歳から見ていた子が2歳児クラスになった頃、成長につれて運動や言葉の面でゆっくりさが見られるようになりました。

信頼関係のできていた保護者の方に「うちの子、大丈夫ですかね」と聞かれた私は、安心させたい一心でこう答えていました。

ひこまろママ
ひこまろママ

大丈夫です。だって、あんなこともこんなこともできるようになっていますよ。

ポジティブな面だけを伝えていたんです。でも心の中では、「大丈夫と言ってしまってよかったんだろうか」とずっと悩んでいました。

そのことをベテランの先生に相談したとき、言われた言葉があります。

先輩保育士
先輩保育士

デリケートな心配を、せっかく打ち明けてくれたんだから、しっかり寄り添うことが大切。
何が心配か、具体的にどうしたいか。信頼関係があるからこそ聞けるんだから、具体的に向き合わないと。

はっとしました。急いでその保護者ともう一度話し、園の外の専門機関ともつながって、その子の発達に見合ったサポートを始めていきました。

この経験から言えるのは、保育者は一人の感覚だけで答えを出さない、ということです。園全体で、ときには専門機関ともチームを組んで、一緒に考えます。

だから、発達の心配があるときは、どうか安心して打ち明けてください。「聞いたら大ごとになるかも」「でも本当にそうかわからない」ではなくて、「一緒に考えてくれる人が増える」と思ってくれたら嬉しいです。

夕方のお迎えで、赤ちゃんを抱いたお母さんと話す保育士のイラスト

4. 保護者のことは「否定しない」

自分が親になって、心から思ったことがあります。

世の中は、お母さんに厳しい。

「母になるってそういうこと」「責任感が足りない」——好き放題に言う人もいます。でも、「そんなことはわかってる。どうしたらいいのかわからないの」というのが本音ではないでしょうか。

保育者は、困っていることを口に出せる場所であること。「実は最近、家で怒ってばかりで…」と言われたとき、そこで責める保育者はいません。むしろ「話してくれてありがとうございます」なんです。

その気持ちが届いたとき、お母さんはまた子どもと向き合える。その手助けをすることも、保育者の役割だと私は考えています。

まとめ:保育者は「子どもを一緒に育てる仲間」

保育者は、一緒にお子さんを育てる仲間と思ってもらえたら嬉しいです。そう思ってもらえるよう、努力が必要だと思っています。

明日の送り迎えのとき、ちょっとした「実は最近…」を話してみてください。保育者も、お子さんのことを一緒に考えたり、力になれたら嬉しいと、きっと思っています。

*せんせいの本棚コーナー*

今回紹介するのは『おこだでませんように』です🎋

おうちでも園でも怒られてばかりの、やんちゃな男の子。その子が七夕の短冊に書いた願いごとに、大人がハッとさせられる絵本です。

「怒られる子」を見る大人のまなざしと、願いごとに込められた子どもの本当の気持ち。読むたびに、子どもへの見方をそっと正してくれる、私も大好きな一冊です😌

季節は七夕のお話ですが、「今日も怒ってばかりだったな…」という日にこそ開いてほしい。お子さんと一緒でも、お母さんひとりでも、じんとくる絵本です🌟

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